乗り越えよ!影と風と悪魔!!

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レイ「飛天翔駆!!」 ズガァァンッ!! 飛び上がったレイがカゲヤマに向かって落下しながら蹴りを叩き込む。 カゲヤマ「ぐふっ!!」 レイ「俺を殴るのも妖精の尻尾バカにするのは五百歩くらい譲ってまだ見逃せます・・・けどナツさんに手を出したんだ、覚悟しろよ。」 カゲヤマ「このガキ・・・っ!!」 キキキキキィィッ!!!ガタァァンッ!! 列車が急に停車し、大きく揺れる。 ばさっ!、列車内の荷物も大きく揺れて、カゲヤマの鞄がナツの近くに落ちて中身が出てきた。 ナツ「ん?」 カゲヤマ「っ!見たな!?」 鞄の中から出てきたドクロがついた笛をナツが見つけて焦るカゲヤマ レイ「それよりなんで急に止まったんだろ・・・あ、エルザさんか。」 ナツ「なんにせよラッキーだな、おいお前」 列車が止まり、途端に復活したナツが カゲヤマ「!?」 ナツ「よくもレイに手ぇ出してくれたな、後俺はそこまで優しくねぇからよ・・・お返しだ!!!」 ゴッッ!!! 炎を纏った拳でカゲヤマを殴り飛ばす。 ガコッ!ガッ!バガッ!! 派手に転がり、車両の壁を越えて更に吹っ飛ぶカゲヤマ レイ「あーあ、やっちゃった」 ナツ「こんくらいじゃたんねーだろ」 レイ「まぁそうですけど『先程の停車は誤作動と判明しました、間もなく発車します。』あっ」 列車に響く放送、誤作動って多分エルザさんがなんかしたんだろうなぁ・・・と思うレイ ナツ「やべっ逃げっぞ」 レイ「え?」 いつの間にか荷物を背負ったナツがレイの手首を掴む。 レイ「逃げるって「鉄の森に手を出したんだ覚えてろよ!」どこに「うるせぇ!こっちもお前の顔覚えたからな!散々妖精の尻尾バカにしやがって!!今度は外で勝負してやる!・・・うぷっ」ねぇ「やべ、動き出した!!急ぐぞ!とぅっ!」わぁぁ!!」 パリィィィンッ!! レイの問いかけはナツとカゲヤマの怒鳴り合いに消えて、ナツはレイを掴んだまま列車の窓から飛び下りるが・・・
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