乗り越えよ!影と風と悪魔!!

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ナツ「おわぁぁぁ!!!」 レイ「ナツさんのバカー!!!」 走り出した列車から飛び降りたためそのまま重力に従い真っ逆さま・・・のところを レイ「・・・ん?あれって、エルザさん?」 ナツ「!!うぉあっ!!」 魔力で走る車、魔導四輪を運転しているエルザ達がが向こうから迫ってくる。 エルザ「ナツ!レイ!!・・・ハッピー!」 ハッピー「まかせて!けどどっち助ける?」 エルザ「レイだ!」 即答である。 ハッピー「あいさー!!」 ハッピーがレイを掴み、そのまま空中で停止 レイ「ありがとうハッピー」 ナツ「裏切り者ー!!」 ゴチンッ!! ・・・ レイ「とりあえず合流できて良かったです。」 エルザ「うむ、無事で何よりだ」 レイ「!、そうだ列車に鉄の森のメンバーがいたんです!!早く追いかけないと!!!」 エルザ「!?なに!?ナツとお前がいながらなぜ見逃した!!」 レイ「えっとその・・・捕まえようとしたらナツさんに腕掴まれて」 エルザ「そうか、このバカモノォ!」 ベチィン!!! ナツ「へぶらっ!?」 ナツに盛大なビンタをかまし、魔導四輪に飛び乗る。 エルザ「とにかく追うぞ、そいつになにか特徴は?」 レイ「若くて細目で影の魔法使ってました!!」 エルザ「!、私が酒場で見た男に違いない!急ぐぞ乗れ!!」 レイ「了解!!ナツさん!!・・・ちょっとくすぐったいですよ!!」 ナツ「へ?「掌底破!」ぐへぇっ!?」 ナツの鳩尾に一撃、気絶させる。 レイ「よし!これで四輪乗っても大丈夫!」 ルーシィ「レイ!!?」 ハッピー「ますますエルザ化してるね・・・」 グレイ「末恐ろしいな」 ・・・ ギャギャギャ!!! 爆走する魔導四輪、魔力で走るその車はエルザの魔力を吸い続ける。 レイ「エルザさん、あんまり無理しないでくださいね。」 エルザ「大丈夫だ、それよりレイ。列車で見た男にほかになにか特徴はなかったか?」 レイ「えっと・・・あ、笛です。変なドクロの笛持っててそれを見られたら焦ってました。」 ルーシィ「!、それって」 レイ「ルーシィさん?」 ルーシィ「それ!その笛がララバイよ!」 グレイ「ララバイっていうとエルザが初めに追ってるやつみかけた時に話してた魔法だっけか?」 ルーシィ「黒魔法、呪殺・・・対象に呪いと死を与える禁止魔法の一つで・・・呪音(ララバイ)はその笛の音を聞いた人に死を与える魔法なのよ。」
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