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レイ「・・・」ガシィッ!!
「やっぱりお前かぁ!!」ボコォ!!
零は地面から伸びた影を掴み、もう一方・・・ナツを持っていたルーシィの方に伸びた影はカゲヤマの声に起きたナツが炎で引きちぎる。
ナツ「今度は地上戦だな、なぁレイ?」
レイ「はい、覚悟しろよ。」ギリギリ・・・
ブチィッ!!!
影を握りしめた拳がその影を引き千切る。
レイ「拳の一発で終わると思うな!!」
いざ、戦闘開始!
・・・
エリゴール「はっ、威勢のいいガキだ・・・後は任せたぞ・・・俺は笛を吹きに行く。」
窓を割り、隣の区画へ移動するエリゴール
エルザ「ナツ!グレイ!二人で追え!お前達二人の力ならエリゴールにも負けないはずだ!・・・聞いているのか!?」
ナツ、グレイ「も、もちろん!」
二人は駆け出していった。
カゲヤマを含めた2名の魔導士がナツとグレイを追うがそれは見逃して目前の敵に目を向ける。
エルザ「さて、レイここは私達で「待ってください。」ん?」
レイ「ここは俺がやります。ルーシィさんはエルザさん守ってて」
ルーシィ「えっ?」
レイ「エルザさん結構ギリギリでしょ?魔導四輪飛ばしてだいぶ魔力消費してますよね?」
エルザ「だがお前一人でやれるのか?」
レイ「やれます。俺を信じれませんか?」
エルザ「ふっ、言うじゃないか・・・やってみろ」
・・・
ザッ!
多数の敵を前に零が立つ。
「なんだガキか、どうせなら後ろのネエチャンがよかったぜ」
「怪我しない内に帰ってママのミルクでも吸ってな」
レイを見て嘲笑う鉄の森
レイ「残念だけど俺にお母さんいないから、帰るわけにはいかないな。いくぞっ!!」
・・・
ルーシィ「だ、大丈夫かしらレイ」
ハッピー「ルーシィもレイが強いの知ってるでしょ?」
ルーシィ「分かってる、けどレイはまだ子どもなのに命をかけて闘うなんて危ないじゃない。」
エルザ「そうだな、それについては私も同意だ。アイツはまだまだ子どもだ。でも私はレイを信じている。」
・・・
レイ「はぁぁ!!!」
バキッ!ドゴォッ!!
転泡で相手を転ばせて魔神拳で吹き飛ばす。
ヒュンッ!
背後からの剣の攻撃をしゃがんで避ける、そして
レイ「臥龍空破!!!」
ガツン!!
その敵に下から強烈な拳叩きこむ。
ダッ!!
そのまま飛び上がって上空から炎を纏った拳を叩きつける。
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