10人が本棚に入れています
本棚に追加
かつて日本政府の支援を受けながら、灘マテリアルだけでなく外資系によって開発された自立戦車は、優秀な歩兵と遜色ない働きを示し、恐れを知らずに突撃していく。
その背後からは、精鋭たる西国軍第2師団が従う。
第2師団は、自立戦車が撃ち洩らした標的や、車両の入り込めない隘路を制圧するだけでよかった。
これらの脅威に接した九州軍もまた自立戦車連隊をもって対抗するが、いかにも多勢に無勢すぎる。
戦線はさらに押し込まれ、福津市から古賀市へ、さらには香椎へと後退せざるを得なかった。
最初のコメントを投稿しよう!