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「そこまで、分かっているなら単刀直入に話すわね」
「キースを捉える手助けをあなたにして欲しいの」
「ああ、その件なら了解済みだ」
「了解済み?」
「いや、OKと言うことだ」
「助かるわ」「それでどう言う手筈で行くのか聞かせて欲しいわ」
「ああ」と笑いながら答えると
「ジョンソン捜査官だったな、彼はもう少しそうだな3歩くらい後ろの位置に立っていてくれ、そして拳銃も手にしていてくれ。それからフランシーヌ捜査官はジョンソン捜査官の左手の位置に立っていてくれ、同じように拳銃を持ってね」
「どういう事?」と尋ねると
「もう少ししたらキースはここに現れるからさ」と不敵な態度で言った。
二人の捜査官は驚いて辺りを見回したが「まだだよ、あと5分ある」と草薙は言った
「5分したらキースが現れるの?」「ああ、そうだ、あんた達の前に忽然と現れる、だからさっき言った配置に立っていてくれると助かるんだがね」と言った瞬間フランシーヌは立ち上がり身構えた。女性とは思えないくらいの殺気を放った。
草薙は少し笑いながら「まだ時間はあるあと4分20秒後だ」
フランシーヌは左手の時計を確認すると同時に「ジョンソン捜査官配置につけ」と男口調で命令をするとジョンソン捜査官も先ほど草薙が指定した場所に身構えた。
草薙はそれを確認すると一言言った。
「無暗に発砲はしないほうが良い、あたらないから」と言った。
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