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それに小さく「ん……」と声を漏らした彼が、
「ナッちゃん、そこ、あんまりすると……」
ちょっと掠れた声で、ストップをかけてくる。
それに私は、素直に頷いた。
「じゃ、別の所ね」
ゆっくり胸から離れた私は、彼に微笑みかけながら
指を、お腹のほうへと這わせていき、撫でるようにお臍を上下に刺激する。
それから、少しだけタオルをずらして下腹部に唇を這わせて、
ヤワヤワとそこに吸い付いた。
んふ……。
荒くなる呼吸と、どうしようもなく零れる吐息が更に艶を帯び、
タオルの下が小さく盛り上がってくる。
そして私は、この時を待っていた。
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