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「あら~今日は御新規様がいらっしゃったのね~」
暗闇の中、甲高い女性の声が聞こえる。なんだ?僕は死んだんじゃないのか?なんで女性の声が聞こえるんだ?
「もうそろそろ、目が覚めるはずなんだけど~目が覚めませんね~」
悩んでいる女性の声が聞こえるがそれ以外は何も聞こえない。そうか!彼女は天使だ!そうに違いない!じゃあ、目を開ければそこには天国が広がっている筈だ!では、おめめを開眼……
「あっ、目が覚めました~。こんにちは~勇者様~」
目を開いたらそこには栗色のショートヘヤーに淡い青色の瞳がマッチしたシスターの姿の少女が屈託のない笑みを浮かべてこちらを見つめていた。
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