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「身体、つらくないか?
その、都子は初めてだっていうのに、無理させちまったから」
「あ、えと、……ダイジョウブデス」
ううっ、恥ずかしすぎてまともに顔を見れない。
章史さんはなぜか、嬉しそうだ。
いつも身支度はメイドにしてもらうのに、今日は章史さんがしてくれた。
それも、……普段は自分でするようなことまで。
恥ずかしいからやめて欲しい。
「あ?
もう寝たんだから恥ずかしいことなんてないだろ」
とたんにまた、昨晩のことを思い出して、ボン! という音と共に身体中が熱くなった。
「それとこれとは話が違うというか……」
「ん?
都子は可愛いなー」
いや、いいからはむはむって耳を食べないで!
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