第1章

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はぁ…疲れる… とりあえず客足も引いたし一服してこようかな。 内務のおじさんに頼んで少し休憩することにした。 トラックの最終便が出てからは殆ど客は来ない。 職員も昼間の4分の1しかいない。 喫煙室も貸切状態。 片手にコーヒーを持ち携帯を出しゲーム! 本当はダメなんだよ?勤務時間だし。でも…この時間が唯一の安らぎなんだ。 うん、ダメなんだからね。 最近ヤンキーを育てて全国制覇をするゲーム。 これ、面白いんだ。 タバコ片手にヤンキーを育てていると喫煙室のドアが開いた。 『あ、お疲れ様でーす』 『坂野さん、お疲れ様』
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