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僕は例えようのない無力感から、しばらく立ち直れなかった。もしかすると、君を想う事で、虚無の境地からの解脱を図っていたのかもしれない。 だが、もうそれも必要ない。 僕はやっと解放される。95回目の誕生日にして、やっと一人逝く事ができる。 いや、一人ではなかった。 彼女はずっと待っていてくれていた。 二人で、あの列車に乗車することを。 終
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