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他に誰もいない休憩室に置かれたフラットソファ。ていうか、このクラブに置かれたソファはどの部屋のどこに行ってもとにかくほぼ全てフラットだ(勿論いくつかある個室にはちゃんとキングサイズの巨大なベッドが置かれてるけど)。ここの場合は女の子が身体を休める時に横になって眠れるようにって意味もあるんだろうけど。むしろ、バックヤードも含めてクラブ中どこでもいつでも行為を始められるようにって意味にしか思えない。
その上にうつ伏せにされる。既にバスローブは取り去られて全身何も着けない露わな姿だ。背後に回った大柄な声の大きい方の黒服の男の子が、卑猥さの滲む声でわたしに命令する。
「腰持ち上げて、夜ちゃん。…もっと。脚も大きく開いて。よく見えるように」
経験の浅い方の黒服が息を飲み込むのがはっきりと聴こえる。二人の性的な昂りを感じながらわたしは従順にお尻を高く突き上げた。強引な手が脚の付け根を掴んで更にそこを拡げられる。
「…ん、っ」
指がそこを割るように拡げて全身がびくんとなる。揶揄うように低い声がかけられた。
「すごい、全部丸見えだよ。いやらしい眺めだな。…恥ずかしい?夜ちゃん」
「あぁ…、だめ」
わたしは羞恥に頬を染め、呻く。
「あんま、…見ないで、そこ。…恥ずかしいよ…」
「そう?沢山の男たちに見てもらって、弄られるのが好きなんでしょ。もうここ、こんなに膨らませて。…触ったらどうなるのかな。はち切れちゃう?」
「あん、あっ、いやぁっ」
悪戯するようにそこを、指の腹で柔らかく。わたしははしたない姿勢で更に腰を持ち上げ、彼らに欲情で腫らしたそこを見せつけるように震わせた。
「発情期の雌犬みたいだな。…心底淫乱で助平な身体なんだね、夜ちゃんって。ほら、お前も弄ってみろよ。二人がかりの方が悦ぶんだぜ、この子」
「あぁ…、はい」
もう一人の子が喉の奥から掠れた声で返事するのが聴こえた。おずおずとわたしの恥ずかしい場所を弄り始める指。わたしのそこを熟知した馴れた指先と、争うように感じやすい場所を求めて、興奮が抑えられないみたいに…。
「あ、んっ、そんな。…だめぇっ、二人とも一遍に…。そこばっか、…あぁ…ん」
「あ、そっか。手がいっぱいあるんだからね。中や胸も弄って欲しいよね」
気がついたようにそう言って、二人は飢えたようにわたしの感じやすい場所全部を弄び始めた。
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