赦し

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リボーンが発症するのは感染者の死後だ。 発症と言っても一見しただけではそれと分からない。リボーンに感染した者は腐敗することがない。死亡が確認された後だというのに心臓は再びゆっくりと拍動するそうだ。そして、他の特徴としてはリボーンが発症した者は一言も話さず、何も食べないのだという。発症者の脂肪や筋肉をエネルギー源として消費して活動し、それが尽きたら活動停止する。 この不可思議な症状が死者の二人に一人ほどの割合で見られるらしい。 死体安置所から遺体がなくなることではじめて感染していることが分かる。
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