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この状況を、月から見ていた集団がいました。
バニーを含めた月星人たちです。
バニー
「皆さん、今日はお忙しい中、御集まり頂き、ありがとうございました」
「もしもの時には、私たちの力で、地球を助けなければと思い、集まって戴いたのですが、
ご覧の通り、地球の皆様は、自分たちの力で、危機を回避しました」
他の月星人の中から声がした。
「バニーは、怪しい宇宙人(ミスターX)に壁ドンで頼まれただけでしょう」
バニー
「ウッ!見ていたんだ」
バニーは、話を反らし、
「それでは、今から、地球の皆様の成長を祝い、餅つきをしたいと思います」
「お急ぎでない方は、参加願います」
月星人たちによる盛大な餅つきが始まりました。
月星人たちが餅をつく度に、虹色の光の輪が、生まれ、大きく広がります。
その様子は、地球からも見えました。
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