さようなら地球編

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そこへ、突然、ゴキブリ女王が登場しました。 エンジェルたちは、驚きましたが、気を取り直して、 ユキ  「先日は、地球をお救い頂きありがとうございました」 エンジェルたちは、揃って頭を下げた。 ゴキブリ女王  「いえいえ、私は何もしていません。」  「単に、皆様に、手をつなぐように言っただけです。」 ゴキブリ女王の独り言  「この女は、手をつなぐ際に、躊躇したから、心配になって様子を見に来たんだ」 ユキ  「あのー、聞こえているんですが・・・」 ゴキブリ女王  「コホン、そもそも私は、神様ではありません。」  「神様の伝言係に過ぎません。」  「神様は、地球という星、そのものです。」  「人類は、科学文明を手にしたことで、地球の声に耳を傾けなくなりました。」  「昔は、人類も、祈祷師、占い師、等が、地球の声に耳を傾けていました。」  「それが、科学技術の進歩の中で、地球の声に耳を傾けなくなりました。」  「今日は、地球を旅立つ皆様に伝えておきたい事があって来ました」  「昔、恐竜時代の話です」  「恐竜たちが、隕石衝突により絶滅した事は、知られているでしょう」
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