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ミスターＸ就業編（解雇）
ミスターＸは、○○商社に勤めていた。
ある日、上司の課長に呼ばれて、
「明日、この入札に行ってくれませんか」
「この金額で、入札して下さい」
「他の会社が、落札する事になっているから」
ミスターＸは、首をかしげ、
「そういうのは、談合と言うのでは？」
「いいんですか？」
上司の課長は、顔を曇らせ、
部長の席に向かい、部長と何か話をしている。
「あの社員は、放置すると、危険ですよ」
「辞めさせてくれませんか」
その後、部長は、人事に向かった。
しばらくして、人事担当者が、ミスターＸのところへ来て、
「あなたにやってもらう仕事はありません」
「退職願いを出して、退職して下さい」
「次の就職先は、人材派遣会社を紹介します」
ミスターＸは、
「次の就職先の斡旋は不要です」
言われた通りに、退職願いを出して、○○商社を後にした。
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