ミスターX緊急出動編(核ミサイル)

1/1
前へ
/19ページ
次へ

ミスターX緊急出動編(核ミサイル)

ミスターXは、薄暗い部屋で、端末に向かっていました。 宇宙連合本部に、報告していたのです。 そこへ、ゴキブリ女王がやってきました。  「どうですか?地球人類は、生かす価値が無いでしょう。」  「少しは、心ある人間もいますが、多くの人類は、腐敗しています。」  「絶滅させる以外にないでしょう。」 その時、突然、緊急警報画面に切り替わりました。 ミスターXは、世界各地に隠しカメラを設置しており、 緊急時には、自動的にそのカメラ映像に変わるのです。 そこには、アメリカ大統領と日本総理大臣が、緊急の会話をしていました。 アメリカ大統領  「I'm sorry. My mistake.」  「間違えて、核ミサイルを東京に向けて発射しました。」  「そちらで迎撃して下さい」  「Good luck」 緊急の会話終了後、日本の総理大臣は、部下に命じました。  「至急、政府専用機を用意しろ!私は東京を離れる」 部下  「自衛隊への迎撃の指示は?」 総理大臣  「今からでは、間に合わない」  「あなたも、助かりたいでしょう。急ぎなさい。」 その映像を見たミスターXは、  「時間がありません。核ミサイル処分のため、ミサイル着弾予想ポイントにワープします。」 ミスターXは、虹色の輪を、足元と頭の上に作り、ワープしました。 ワープした先は、ビルの屋上でした。 ミスターXは、虹色の輪を2個、空に向かって、放ちます。 虹色の輪は、空で、大きな円柱になりました。 そこへ、ゴキブリ女王がやってきました。  「なんだ、同じビルの屋上か。」  「ワープする必要があったのか?」 その時、核ミサイルが落ちてきました。 核ミサイルは、虹色の円柱の中に入り、消えてしまいました。 ゴキブリ女王  「核ミサイルは、どこに消えたんだ?」 ミスターX  「異次元ポケットに、入れました。」  「虹色の円柱は、異次元ポケットだったのです」  「異次元ポケットは、時間と共に自然に消滅します。核ミサイルも消滅します」 異次元に落ちた核ミサイル  「ここはどこ?私は誰?」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加