4人が本棚に入れています
本棚に追加
ルシファー「さあ、時は来た…!
蘇れ、海王竜リヴァイアサンよ!!」
カッ!!
一瞬眩い光が瑠璃姫と青年を包み込むと、あれだけ厳重に青年を台に縛り付けていた鎖がパチンッ!と切れて、その全ての鎖がフ…ッと消滅し、その直後、巨大な竜魚の石像の右目…なぜか片方だけに赤い光が灯り、「ヴオオオオオオッ!!!」という何かの鳴き声のようなものが辺りに響き渡ると、ゴゴゴゴゴッ…!と地面が揺れ…!
ドラキュラ「じ、地震…!?」
暗黒大蛇「ルシファー様、これはもしや…!」
ルシファー「ああ…
封印が解かれた。」
一方、青年から口を離した瑠璃は、
瑠璃「……ハッ!
私は、一体何を……!」
と正気に戻り、その目もいつものうす紫色の瞳に戻った!
ルシファー「むっ…我が催眠術が解けたか!
くそ、龍帝の力か…!」
瑠璃「ルシファー!
よくも私の心を操ってくれたわね…絶対にゆるさないんだから…って、何なのこれ、地面が揺れて…きゃっ!」
と、瑠璃がバランスを崩し、ふらり…と倒れそうになると、その時、とっさに誰かが優しく瑠璃の体を受け止めてくれて…!
最初のコメントを投稿しよう!