最後の夜

2/3
前へ
/13ページ
次へ
この辺りの地域は、街より自然が多く、星が綺麗に見えた。 星と言えば、少し歩いたところにいつも星を見に行った場所があった。 夏樹と、そこで待ち合わせをしていた。 『それじゃ、いってくるねー』 『姉ちゃん、あたしの本知らない?』 『葉月の本なら、机の上にあったよー』 『ありがとうー。あれがないと、幽霊見えないから』 『じゃ、いってくるね』 『いってらっしゃい』 家を出たらすぐ走って向かう。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加