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親友との大切な時間
電車を降りて、改札を抜けて、いつもの待ち合わせまで、
すぐそこに見慣れた姿が私は(春)「香奈~」と呼ぶとこっちを向いて
(香奈)「あ 春こっち」と言ってるのが、私の親友 佐藤香奈(さとう かな)15歳
香奈とは小学生時代からの付き合いで私と同じくアニメ、声優さん大好き女子。
だからいつも話の話題と言えば、(香奈)「ねぇ春昨日のアニメ見た!!」
(春)「うん もちろん!!もう最高のシーンだったね!!」
(香奈)「そうそう!!最高のシーンだったよねぇ~キャラと声優さんの声が相まって本当に
声優さんって心の底から凄いな~って思った」(春)「本当に声も良いのに演技もできて、
ダンスも出来て、面白くて、それに加えて、顔もイケメンとかもう最高すぎて
現実に目が向かない(泣)」(春)「まぁそれは仕方ないけど、私も同じだしねぇ~」
(春)「よし 今日も頑張るぞ!!~」(香奈)「うん 頑張ろうとしてるときに言うのも何だけど
さぁ~今日定期テスト返される日だけど、覚えてる?」
(春)「えっ、えっ、嘘だよね、もちろん嘘だよね、そんな事、絶対にあり得ないよね、」
(香奈)「あぁ~やっちゃったね~この前テスト受けたときも春もう駄目だ 絶対に怒られる。
どうしよ~って言ってたよねぇ~」
(春)「やばい絶対的に怒られる助けて香奈お願いだからさぁ~(泣)」
(香奈)「うん まぁー頑張れ(棒読み)」
(春)「全然応援してないよね!!ちょっとは応援してよ!!」
(香奈)「だってもうテスト終わってるんだから諦めなよ~」
(春)「うぅ~そんな事言わないでよ~って言うか香奈は何でそんなに余裕なの!?」
(香奈)「余裕って訳じゃないけどちゃんと今回は勉強したからね」
(春)「はぁ~嫌だな~もう帰りたい(泣)」
(香奈)「もう~いつまでもそう言ってないで早く学校行くよ~」
(春)「は~い今行くから~何て言いながら
学校に向かう。こんな感じだけど、いつも優しくて、誰よりも私の事を
心配してくれる香奈、本当に大好きで最高の親友だと思う。
私はそんな事を思いながら、今日も学校への道のりを歩いていく。
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