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学校での日常
今日はテストが返される日。だからか、いつもよりクラスの中は騒がしくなっていた。
私達も含めて、クラスの皆がテストの話をしていると、授業の合図のチャイムが鳴り響く
いつものように先生がやって来て、空気が一瞬の内に変わる。
そして、一通り号令をやった後に先生が「はーい これからテスト返すから
名前呼ばれたら 取りに来なさい」と先生が言うと同時に皆の溜め息や苦言の声が
クラス中から聞こえながら、名前が呼ばれていく中、(先生)「川上」と私の名前を呼ぶ先生の
声が 私は(春)「はぁ~」と溜め息を付き、テストを返されるとき先生が
(先生)「川上 今回は特に点数が悪かったぞ、もっと頑張って勉強しろよ」と言われて返される。
そんな事 自分が一番分かってるよ!と思いつつ、自分の席に戻りながら
自分のテストの点数を見ながら落ち込んでいると(香奈)「テスト どうだった?」と言われて
(春)「もう本当に散々な結果(泣)」と言うと(香奈)「まぁ~仕方ないね」と言われて落ち込んでいると(先生)「早乙女」と呼ばれて、立ち上がる一人の女子がすると、
(先生)「早乙女 流石だな今回も全て百点だ」と先生に言われているのに
全く表情を変えずただ単に返されるテストの点数を見ているのは、
私のクラスメイトの早乙女美月(さおとめ みずき)15歳。
いつも成績優秀でテストでいつも学年トップをキープしている。それに加えて、
美人な事もあって、男子からも告白される事も少なくないが、全て断っているらしい。
うちのクラスでは学級委員長も担っていて、先生達からの信頼も厚いけれど、
いつもクールでミステリアスで基本的にはクラスでは本を読んでいるから、
誰もに話しかけることもない。そんな事を思いながら色々と考えていると
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