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「だからぁ~、神社がしんぱいで見に行っんだよぉ。ホントだってばぁ」 「夢でも見たんでしょ?」 「ちがうよ!かいだん のぼろうとして何かが頭にゴォォォンって・・・」 「じゃあ避難所の木の下に寝てたのは何でかしらね」 「わかんないよ。 でもね、銀色の大きな狐さんが "大丈夫助けてやる" ってギュッてしてくれたの! おかあさん!あれはきっと神様なんだよ♪」 「はぁ 呑気なことを… …でも…そうね、無事だったのは神様が守ってくれたからかもね… 怪我も無かったから良かったけど、あなたは皆に心配かけたのよ。もぅこんな事しちゃダメよ」 病室のベッドに座り力説していたが、自分の仕出かした行動を考え シュン となった 「……ごめんなさい」 そして、男の子は窓の外に目を向けた
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