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男の子が居ないのに気付いた避難所は騒然として母親は泣き叫んでる クロは誰にも気づかれずに男の子を木の下へと下ろすとその場を去った ******* 窓の外をじっと見詰めている男の子は何を見つけたのだろうか ・・・目が合った?・・・ 「・・・おかあさん、神様は絶対いるんだよ。 ぼく、大きくなったら狐の神社の神主になる!」 ニッ!と大きく口角を上げ、とびっきりの笑顔を窓の外に投げた 「なッ!まさか…」 目を見開き驚いたクロは 「ふははははは!そうか、童 よぅ言ぅた! 儂らは待っとるぞ! なぁハク」 腹を抱え大笑し、掌を自分の肩に添えた
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