第三章 / Tercer Capitulo

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 一体どこで覚えた、その昭和レトロな日本語。ヘンなポーズのままオレの評価待ちしてるし。こういうところは実に残念な人である。  北欧の神様は彼女に美貌と頭脳を与えたが、人格についてはかなり手抜きしたっぽい。  限りなくリアルマネキン状態の北欧人を舞台に放置して、彼女のノートや筆記具をテキパキと片付ける。  さて、この時間に開いてるカフェと言えば数が限られてるけど、どこへ行こうか…
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