第4章 球技大会

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5月某日 とうとう、この日がやって来てしまった………。 ────その名も、球技大会! そう、私ことマオは運動がまったく出来ないのだ。 体育の成績は中学の時、2だし。 泳げないし、50m13秒だし。 そんな私は一週間ほど前の練習で左中指を打撲。 ヒビは入ってなかったけど、まだ動かせませぬ。 ちなみにこの学校の球技大会はドッチボール、バレー、卓球。 私はドッチボールです。 バレーはボールをパスしようとしても、そもそもボールに手が当たらなくて、全て落ちる。 卓球は一回もやったこと無いから無理。 ということでとりあえずいることに意味があるドッチボールにしました。 そんな説明をしている間に長かった理事長先生の話も終わり、試合となった。
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