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「もう心配してあげないからね! 今月は絶対にお金貸せないよ~私だって今月はバイト代少ないんだからっ」
紀子に頼もうと思っていたのに 先に牽制されて何も言えなくなっっていまった
結衣は黙って下を向いて
大きなため息をついた
ha~
凹んでる結衣を放っておいて
女友達達は他愛もない話で盛り上がった
結衣は大学で美術の選考していて、絵を描き始めたらついつい没頭して
バイトに行くのを忘れてしまい
毎回遅刻&無断欠勤で辞めさせらる始末
「先に帰るね」
うつむき加減で結衣は席を立った
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