昼下がりの河川敷

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慎悟は相手が女の子だろうと容赦しなかった。 「おりゃっ」 と言って放った打球はレフトの頭上を越えた。 ボールの行方はグラウンドを越えて草村の茂みに入っていった。 「うわぁあぁあぁ」 ボールを追っていったレフトの滝沢洋平は突然悲鳴をあげた。
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