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ああ…、無駄に立会い出産の講習費用2500円払ってまで受けたのに…、とか、
せっかく彼も、立会い望んでいたのに…、
なんてことも、一瞬考えた。
だけど、リスク背負ってまで、そんな危険冒せない。
陣痛苦しんだあげく、産まれないから手術なんて、どっちかの痛みだけでも恐ろしいのに両方とか怖すぎる。無理。
物理的に頭が、10センチあるのに、8センチの幅が通れるとは思えず、すんなり帝王切開を、受け入れた。
「帝王切開で、お願いします!!」
「それでは、手術日おさえときましょう、僕はオペ月曜か水曜日あたりで、…赤ちゃんが小さめだから、手術だったら、この際、ぎりぎりまでお腹で大きくしてあげて産みたいので…、6日か10日あたりでどうでしょう?」
医師の言葉に、
えー??って心の中で三回ビックリした。
先生の手術日って、曜日で決まってるって、赤ちゃんのお誕生日を月曜か水曜日で決められてしまうのー?
臨月すぎたのに、まだまだお腹に入れとくのー?もう張り裂けそうなのにー?これ以上、お腹大きくするのー?
先生!出産予定日11日ですよね?
帝王切開って決めたのに、予定日前日10日指定してくるって、先に陣痛いつ来てもおかしくない状況ですよねー?
先に陣痛きたらどーなるのー??
と、凄く衝撃と不安を受けたのに、
「お、この日なら、まだ何時でも空いてます。朝一、九時で、両方、オペ室予約おさえときますね。来週までにどちらがいいか決めてきてください。」
と笑顔で言われた。
先生の笑顔に負けて、何も言えない。
「6日なら、主人の誕生日ですので、その日で予約お願いします。」
「それは、おめでたい偶然ですね!
決めてしまって、大丈夫なら、6日で準備していきましょう!」
「お願いします。」
予定日が誕生日付近だったのが偶然て言えるのか、6か10日なら、6と、自分で選らんだのに偶然って言えるのかが、疑問だったけれど、そう言うことにしておいた。
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