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彼が、立会い出産を望んでくれて、 色々と、しでかしてしまいそうな不安や、必死すぎて見苦しいところを見せるのではないかというような恥ずかしさやらもあるけど、 彼の立会いなのもと一緒に出産を頑張ろうって、私も覚悟を決めた。 逆子も治って、生産期に入って、やっと不安要素が、また減った、そう思ったやさき医師の最終判断が下された。 レントゲン撮影をした結果をみて、市川医師が告げたのだ。 「帝王切開での出産が僕は良いと考えています。」 やっぱりか、と落胆したけれど、そのあとの説明を聞いて納得した。
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