0人が本棚に入れています
本棚に追加
あなたのことが忘れられない。
あなたの大きな瞳は僕を恋という檻に閉じ込めてしまった。
僕は閉じ込められた檻の中でいつも目を瞑る。
目を閉じるとあの時のことがすぐに思い浮かぶ。それは条件反射と言ってもいいほどすぐに。
あなたに会いたい。
けれど会えない。日に日に心があなたを求めてる。
もしも、あなたに会えるなら。
僕は全てを投げ出そう。仕事だってやめてやろう。命だって、捨ててやろう。
あなたを思うと心が離れていくようだ。
いつまでもあなたの海に浸かっていたい。
僕は綺麗な夜空にあなたを想った。
「綺麗な夜の空さん。あなたの美しさはあの時であったあの人によく似ている。」
夜空は光り続ける。
「もし、綺麗な夜さんが、あなたが私の願いを聞き入れてくれるのなら、どうかあの人にまた会わせて下さい。お願いします。」
僕は空に叫んだ。
最初のコメントを投稿しよう!