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未来の旦那様へ
私は金池瑞穂(かないけみずほ)、十六歳です。
私は結婚できる歳になった今日から毎日一通ずつ、未来の旦那様に向けて、日記を兼ねた手紙を書くことにしました。
いつか出会えることは魂が知っているのですが、それがいつかは解りません。
ただ待つのでは、旦那様に出会った時にうまく自分を表現できないでしょうし、私と出会ってくれたお礼も言えないと思いました。
気恥ずかしい気持ちもありますが、愛情を表現することはとても大事なことです。
未来の旦那様に勇気をいただき、私は自分を愛おしめるように、手紙をしたためます。
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