未来の旦那様へ

1/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

未来の旦那様へ

私は金池瑞穂(かないけみずほ)、十六歳です。 私は結婚できる歳になった今日から毎日一通ずつ、未来の旦那様に向けて、日記を兼ねた手紙を書くことにしました。 いつか出会えることは魂が知っているのですが、それがいつかは解りません。 ただ待つのでは、旦那様に出会った時にうまく自分を表現できないでしょうし、私と出会ってくれたお礼も言えないと思いました。 気恥ずかしい気持ちもありますが、愛情を表現することはとても大事なことです。 未来の旦那様に勇気をいただき、私は自分を愛おしめるように、手紙をしたためます。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!