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15分後
「まだなのか。」
電話をしてから15分経っている
だかまだ来ない
彼は微かに苛立ち始めている
しかしそう思い始めていたすぐに目の前の大きい門の扉が開きはじめた
完全に開け放たれた門の中からスーツを着た男性がこちらに向かってきた
「大変お待たせして申し訳ありません。」
頭を下げながら男性そう言い放った
そして頭を上げ続けてこう言った
「私(わたくし)理事長の秘書をしております。志波蓮(シバレン)と言います、 以後お見知りおきを。」
そう言い放った秘書志波に彼も自己紹介をする
「いえいえ 、此方こそわざわざ迎えありがとうございます。 俺の名前は黒木悠羅(クロキユウラ)です 此方こそよろしくお願いします。」
少しお辞儀をし言葉を放った彼こそこの物語の主人公黒木悠羅である
志波「それでは理事長室に向かいましょう。」
悠羅「よろしくお願いします。」
そう言いながら彼は心の中でこう思った
悠羅(復讐の始まりだ。)
さぁ止まっていた時間が動き始めた
それは良いことなのか悪いことなのか
まだ彼にはわからない
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