No.01

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In 理事長室 悠羅は立派な扉をくぐり中にはいるとまたもや驚き&呆然する それは部屋の中もまた立派だったからだ 理事長室の床は大理石 悠羅(廊下とかもそうだったような)いろんな所に金があったりで平凡家庭で産まれた悠羅にとっては現実逃避をしたいくらい目の前の光景に呆然としていた そして目の前にいる理事長こと龍ヶ峰聡(リュウガミネサトシ)は美形だ そんな理事長と平凡の自分を比べて落ち込んでいた 現実に引き戻されたのは理事長に声をかけられてからだ 理事長「まぁ座りなさい。」 悠羅「はぁ。」 そう返事をしながら悠羅は座った その際に周りをキョロキョロ見ながら恐る恐る座ったが正しい 理事長「…………………」 それをずっと理事長に穴が開くぐらい見られてはさすがの悠羅を不愉快に思い顔歪めながら聞きいた 悠羅「何だよ?」 そう言ったら 理事長「いや こういう部屋は慣れていないんだな。」 悠羅「そりゃ俺はいたって平凡家庭に産まれた身だからな。」 理事長「そういうことではなくて ''あいつ,,と一緒に暮らしているならこんな部屋序の口だと思っただけなんだが。」 ''あいつ,,それは悠羅のよく知っている人物だろう だがあいつというだけですごく嫌そうな顔をしながら悠羅はこう言った 悠羅「確かに俺は今はあの人の''物,, だが一緒に住んではいない。」 理事長は少し驚いた顔をしながら言った 理事長「何故だ? あいつの傍にいたいと言う奴はそこらじゅうにいる なのに君は何故一緒に住まない?」 その質問に悠羅の顔は曇りそして悲しそうな表情でこう言った 悠羅「確かにそうだろうな だが俺はあの人傍にいたいから一緒なったんじゃない あの人の権力を利用しようと思ったからあの人と一緒になったんだ それだけ それに''あの人,,が言ったんだよ ''利用しろ,,と…。 」 悠羅(そう俺に足りないものそれは金と権力だ だから俺は''アイツの条件,,に乗った…。) その時の悠羅の表情はとても寂しげな表情をしていた
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