春休み(後)

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…数分後。 「やたー♪コタツコタツー♪オジャマしまーす☆」 「…えっと、じゃあボクも。」 「私も☆」 「…私も?」 『…。』 あっと言う間に、小さめの炬燵に6人鮨詰め状態になっちゃった…。 「…何でボクの部屋に…。」 「…ごめん、なっちゃんに炬燵は無いかって聞かれて…。」 「あは、何この子達、スメラの妹?超ソックリ☆」 「や、自分はちがうんすけど…。」 「…!☆」 …うわ、皇魅ちゃん凄く嬉しそう…。 「…じゃあ軽く紹介を。ボクの妹の皇魅(おうみ)ちゃん。小鳥遊 自由(たかなし みゆ)ちゃん。こちら、山都 常夏さん。」 「オウミにミユね♪ナツのことは『ナツ』で良いから☆」 「うす。あー…ナツさん?肩に虫ついてますよ。」 「えっ!?やだとって!?っていないじゃん!?」 「…ぁー、エイプリルフールか…。」 「あ!?くそー…やったな~…!」 悔しそうななっちゃん。…成程、こうやって楽しむものなんだ。♪ 「…それで、ナツさんはお兄ちゃんとどう言う関係なんですか…?」 「…ん? ナツ?…スメラの彼女☆」 ボクの腕を組んで、ピースをするなっちゃん。…まぁ、合わせて置こうか。(どうせ自分じゃ嘘とか思い付かないし。) 「…まぁ、そんな感じ?」 「えええええーっ!?!?!?」 「うお…っ?」 こっちがびっくりするくらいの驚きようの皇魅ちゃん…。 「…うそっすね。」 「ちぇ、つまんないの。それとオウミすっごいカオしてた♪」 「…はぁ…はぁ…。」 寿命が縮んだような思いだったのだろうか…。…やっぱりボクと皇魅ちゃんは似てるかもね…♪
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