ざわめく心-2
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「ありがとうございます」 女性は私に少し視線を止めてから微笑み、ドアの内側へ消えた。 閉まったドアの前でしばし立ち尽くす。 あの顔、あの声。 彼が食事に来ていた相手は──。 セミナーで遠目に見た姿は、間近で見ても魅力的だった。 彼女が廊下に残した香りの中で、私は表情を失ったまま、しばらく動くことができなかった。
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