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*御礼と皆川編のお知らせ*
本編ラストまでお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。
健気で、本人自覚なく美人で有能。
携帯小説で支持されるのはこんなヒロインですが、主人公の奈都はダメダメです。
(仕事内容とダメダメぶりは私自身の経験をもとにしています(^^;)
これまでの作品の多くは上記のようなヒロインに助けられてきたので、この作品は平凡な女性を等身大に書くことを目標にしました。
拙いながらどの作品にも頑張る女性の皆様へのエールになりますようにと願いをこめています。
少しでも伝わればいいなと思っています。
こちらの本編は、三交社様より書籍として送り出して頂きました。
今回も書き下ろしの短編が書籍特典として付加されています。
目線は香子。
大学時代からの皆川を知るのは香子だけなので、出会いからあのレストラン遭遇場面、拒絶の場面と、皆川の変化を第三者目線で語ってもらいました。
書籍をお手にとって下さった方に、本編では悪役的位置付けだった彼女の心情に少しでも共感して頂けたら嬉しいです。
また前回書籍「雪華」からの出演・内山篤史エピソードも削除なくそのまま掲載されました。
作者のワガママでしたが、これで主役たち全員の幸せな未来を活字に送り出せて二重の喜びです。
初作品「不器用な唇」から「イノセントキス」「優しい嘘」「雪華」と、今回で五冊目となりました。
いずれも読者様の日々のご声援に後押しして頂き、出版の機会を得てまいりました。
皆様、本当にありがとうございました。
次話からは皆川目線編となります。
くどくどと嫌味ったらしい皆川編に、引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。
2016.10.10 白石さよ
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