もう一度、あなたに逢えたら-2
13/24
読書設定
目次
前へ
/
24ページ
次へ
「這ってでも帰ります……」 「僕の部屋にね」 大好きな人のものになった初めての夜。 これまでの私の三十年はこれでよかったのだと心から思う。 彼の方に身体の向きを変え、甘えても反抗しても受け止めてくれる広く温かな胸に顔をすり寄せた。 眠りの底に落ちるけだるさの中で、私はもう一度つぶやいた。 「好き……」 閉じた瞼に、優しいキスが降ってきた。
/
24ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1900人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4,883(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!