もう一度、あなたに逢えたら-2

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もうどちらの手なのかわからない状態で、荒い息を絡ませながら服を取り去る。 でも、すっかり素肌になった時、私はためらって両手で身体を隠してしまった。 最初の夜、最低限のものは身につけていたし、目覚めた時は布団をかぶっていた。 彼に全身をさらすのは、私にとっては初めてだった。 私の躊躇を察した彼が、優しく覆いかぶさり唇に深いキスをした。 「わかりませんか?」 唇を離した彼が私に囁いた。 彼の息は熱く、言葉は途切れて苦しそうだった。 「僕が、こんなになってるのに。僕にとって自分がどれだけ魅力的か、わからない?」
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