其の二 係長

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卒業式の次の日から働くということでしたが、 研修も何もなく契約諸々の書類書いて午後から配属先へ(笑) 配属先を知ったのは当日は勿論のこと、午後からバリバリ働きました。。。 歓迎会もなく。。。 唯一課長がいい人でした。 部署に向かってる途中 課長「この仕事大変だけど頑張って」 俺 「はい!」 課長「特に今回は君がつく上司、仕事できるんだけ ど結構うるさい人で去年一昨年と新人1ヶ月で 辞めちゃってるんだよね。」 俺 「…」 課長「この仕事男少なくてこんなこと言うのも 良くないけど男は続ければ管理職とか、 続ければ上に確実に上がっていくから 男の君大切にしたいし、頑張って欲しいんだ」 俺 「えっ、そうなんですか?頑張ります! (マジか…マジか!マジか!!ごめんよ 同期の友たち、俺はお前らの先を行く)」 課長「とりあえず何かあったら相談してな」 俺 「はい!これから宜しくお願いします。」 課長「いい時間だし飯でもいくか!ラーメンでいいか?」 俺 「大丈夫です!」 今思えば、ラーメンを呑気にご馳走して頂いた時はまだ何もかも社会を理解していないのだったと言うことは確実に言えます。 課長はとても優しい人です! 問題なのは課長が言っていた、去年.一昨年と1ヶ月で新人を辞めさせたおばさん(世間でいう所のお局)なのです。正直その時は大丈夫楽勝!仕事できる人に怒られるのはとても為になる、出世街道とかふざけて思ってました(笑)
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