Chapter1

4/17
1014人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
「えっ…?」 何を言われたのかよくわからなかった。 「何それ、どう言うこと? 何のジョーダンよ」 そう言った私に彼は顔をあげた。 「実は…浮気してたんだ」 彼から発せられた事実に、 「何よそれ…」 私は戸惑うことしかできなかった。 浮気してたってどう言うことなのよ!? そう叫んで問いつめたいけれど、すぐに言葉が出てこなかった。 「彼女が妊娠して、お腹の中の子供は俺の子だって言ってきたんだ。 それで責任を取るために結婚してくれって」 頭を鈍器で殴られたとは、まさにこう言うことを言うのだろうと思った。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!