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翌朝オフィスでカヅキがノアにある物を渡すとノアが更衣室に行きそれに着替えた、茶のラインが入った制服を何故か支給されたのだ。
「一応ここにいてもらうからな…私服ではマズいという訳だ」
「はぁ…」
呆気に取られるカナメとシャロン…しかしノアは喜んでいる、するとベテランスポッターの縹(はなだ)ヤスタカが言う。
「よくサイズピッタリを用意できたものだ…」
「偶然リアラのが残ってたみたい」
アイラが言うとカヅキも笑う…リアラは管理部にいるギフティアで研修生として第1ターミナルに来ていた、それをノアが着ると…違和感がない。
「さてと…カナメとシャロンはケアだからノアは課長とかの手伝いをしてくれ、後は…」
カヅキの言葉で業務が開始…だがヤスタカはパートナーのシェリーに首根っこを掴まれる、シェリーが言った。
「今日は逃がしません、行きます…(ズリズリ)」
「分かったよ…」
軽口で返すヤスタカ…不真面目でサボる様な人、しかし仕事はしっかりとこなし実力もある…シェリーに引きずられている姿から想像もつかないけど。
「面白い人です…」
「あれは悪い例だ…」
ノアにカヅキが呆れて言った…カナメとシャロンが出てツカサとアイラも今回交渉である、ミチルがノアに聞く。
「そういえば夕食ってどうしたの?」
「カナメが作ってくれました」
「え…(汗)」
見た目がツカサ以上な優男のカナメは意外と料理が上手らしい、ザックがミチルにひと言…
「カナメに手を貸す必要…ないね」
しばらくノアがカナメの事を話しミチルは…ちょっと負けそうだったりする。
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