プラメモSエディション～フェイトオブホープ～

謎を呼ぶ彼女の処遇

初業務は紙製品工房の職人がオーナーで助手のギフティアと話す、あらかじめ連絡で日程を決めた事もあって…

「ではそのように進めます、また何かありましたらこちらに伝えてください」

シャロンの言葉で滞りなく…マークスマンはこの能力を強化されているがツカサと組んでいた分シャロンはしっかりと説明していた、その為予想より早く終わってしまった…カナメがシャロンに言う。

「今からオフィスに戻るのか？」
「そうですね…外回りも今回はありませんから」
「じゃあ…俺が運転していい？」

カナメの提案にシャロンはうなづく…街に慣れる為カナメが運転することに、しかし…数分後。

「ごめん…道に迷ったみたいだ(汗)」
「一応…ナビが付いてますから(汗)」

シャロンが促しナビを使う…ちなみにカナメはペーパードライバーだ、何とかオフィスに向かう車内でカナメはノアの事を考える。

「彼女のこと…シャロンはどう思う？」
「オーナーが不明ですから…見つけてあげないといけませんね」
「…何とかしたいな」

そうつぶやくカナメだがそれは業務外の物だ…調査は本社の仕事である、しかし…放っておけない性格のカナメは。

「こっちでできることをしたい」
「…そうですね」

そう交わしオフィスに到着…ちょうど昼となる時間となった。