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第1章 プロローグ
第一章 プロローグ
キキーー!!
「危ない!!」
ドン
いつもの帰り道を自転車で帰っていた時、信号無視のトラックがつっこんできた。
ブレーキをひこうとしたが一瞬間に合わなかった。
「事故だ!!事故だ!!人が轢かれた!!」
「救急車! 救急車!」
体があちこち痛かった。生暖かいものが自分の中から流れ出ているのが気持ち悪かった。
立ち上がろうとしたけど、体中どこにも力がはいらず、周りを見ようとおもったが、目が開かなかった。
遠くから救急車とパトカーの音が近づいてきたとき・・・・私は、意識を失った。
「大丈夫ですか?私の声が聞こえますか?」
「まだ、息がある。大至急運ぶんだ!!」
岡崎 美奈 26歳の夏だった。
~第2章に続く~
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