王宮 誠(オウミヤ マコト)

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名前:王宮 誠(オウミヤ マコト) 登場作品:たとえ何度生まれ変わろうとも 年齢:18歳 誕生日:4月22日 性別:男の子 血液型:A型 身長:175cm 出身地:瑞穂の国 大和列島の大都市──京東 一人称:オレ     長い黒髪を三つ編みにしている。 黒め黒髪の美男子。 人気アイドルで子役から芸能界に居た。 両親は芸能界に所属している。 アイドルになった頃、まだ知名度も低い頃に一通のファンレターが 神崎恵から届く。 これが誠の人生初のファンレターで、当時の誠はとても喜び、以降ずっとこの初ファンレターを大事にしている。 そして定期的に 神崎恵から届くファンレターが楽しみで毎月これを楽しみに頑張っている。 神崎恵からのファンレターの裏面の住所を辿ればすぐにでも会いに行くことができたが、マネージャーや事務所に止められていて今まで会うことができなかった。 だけれど18歳の頃、神崎恵 が芸能界に所属し、猪突猛進でやってきて出会いを果たす。 突然の出会いに戸惑う誠。 一方 (c:227743) は温めてきたこれまでの想いを誠に心から伝えていた。 そしてここから二人の物語は始まるのだ。     <ネタバレ:弱点> 実は怖がり。ホラー系や鋭利なモノが苦手。 </ネタバレ> <ネタバレ:信念や曲げたくないこと> 神崎恵が何処に居ても見てくれるような、そんな大きな存在になること。 </ネタバレ> <ネタバレ:ギャップ> 神崎恵に恋をしているが、隠すのが下手で、でも会ったことがなくて、同じ業界の人に告白されて断るも「好きな人居るの?」と問われた時に隠しきれず相談に乗ってもらうというなんとも少しばかり情けない姿を持っている。 もともとは引っ込み思案だったのだ。 </ネタバレ> <ネタバレ:コンプレックス> 引っ込み思案故に、子役時代厳しい大御所女優に礼儀がなってない!と怒られてしまい、一時期芸能界が怖くなってしまったことがあった。 そんな時、芸能界に所属している父が作曲し母が仮歌を入れてくれた曲を練習し、女優である母の映画の挿入歌を担当することになり、ラジオでドキドキしながら初めての歌を披露した。 そして芸能界の新しい姿を見るも、大御所女優の怒りの姿を見てしまった為、一時期ふさぎ込んでしまい、家にこもって居た頃、父が「誠!お前に初のファンレターだぞ!」と嬉しそうに持って帰って来てくれたのがc:227743からのファンレターだった。 ソコにはありのままの素直な気持ちが綴られており、誠は嬉しくて涙を流してコレを宝物にして、アイドルを目指すようになった。 また同時に母に演技力を教えてもらうようになった。 </ネタバレ> <ネタバレ:意外な特技や趣味> 演技力とヒップホップ等の大衆的踊り、ラップもできる </ネタバレ> <ネタバレ:似合わない趣味> 小さい存在、弱い存在を護ったり助けたりする。 今では超有名アイドルなのに、謙虚で、新人にも自ら自分の知らないことを教えにもらいに行ったりする。 また動物や生き物に弱く、甘やかしてしまう。 その他植物に語り掛けたり自然に語り掛けたりする癖がある。 </ネタバレ> <ネタバレ:癖や仕草> 植物や自然、動物、言葉が通じないモノに声をかける癖があり、本人はコエが聴こえているのか会話を成立させている。 不思議くんと呼ばれる。 </ネタバレ> <ネタバレ:口癖> 「んー…っと」 </ネタバレ> <ネタバレ:あだ名> 不思議くん まこくん 誠くん まーくん </ネタバレ> <ネタバレ:好きなモノ> 神崎恵からのファンレター、神崎恵からの想い、アイドル、歌、演技、芸能界、人、あまねく全ての生命 </ネタバレ> <ネタバレ:苦手なモノ> 大御所さんたち、本音を隠すこと、強気で行くこと、相手を傷つけずに言葉にすること、想いを素直に伝えること </ネタバレ> <ネタバレ:極秘情報> 神崎恵からファンレターを貰うにつれ、神崎恵のことが気になって行った。 そしてソレは淡い恋心へと変わっていく。 でも自分は芸能界に所属、相手は一般人、会いに行くことは出来ない。 そんな時、神崎恵が芸能界に所属し、実際に会いに来た時、ありのままの言葉を声で伝えらえて、嬉しくも戸惑ってしまい、うまく言葉にできなかった。 ソレにより、神崎恵は振られたと勘違いし、事務所を飛び出す。 誠は本心を伝えたくて神崎恵を追いかけるが、神崎恵がトラックに轢かれそうになり、かばって二人共命を落としてしまう。 </ネタバレ> --- <ネタバレ:世界観> <ネタバレ:プルェステュエリア国> 西洋風異世界──プルェステュエリア国。 どの国よりも弱小で国土も最小の国。 もともとは普通の国であったが、天災や王家の犯した禁忌により国が滅びの危機に瀕している。 誠が目が覚めると、ソコでの自分は唯一の姫──神崎恵を護る護衛の仕える騎士だった。 神崎恵は何故かお守りを持っていた。 身分差の恋。 騎士である誠は淡い恋心を隠していた。 そして唯一の姫が神崎恵であることに気づいていた。 だが言えずに居た…。 国がとても厳しかったからだ。 そして誠はは、陰謀に巻き込まれ殺される姫であるc:227743を守って死ぬ。 そして姫であるc:227743もまた、陰謀によって生贄として殺されてしまう。 誠はプルェステュエリア国の精霊達から神崎恵に訪れる危機について聴いたのだ。 神崎恵の姫としての名は「メグイ」と呼ばれている。 誠は「クンリックパランス」と呼ばれている。 この世界観は、世界を統一したわけでもなく、何処かの国と争っているわけでもない。 全ての国から負け、奪われた弱小国である。 そしてソノ原因は王族の禁忌が一番大きい。 王族が触れてはいけない古代からの王族の墓に触れ、蓋を開き、そして墓を取り壊し埋め立てたことにより、古代の王族を護ってきた神々が怒りを持って現プルェステュエリア国に天災や災いを落とした。 反乱で、戦争で、国の領土と未来を取り戻す為に、力のない形だけの神官に神々への生贄を捧げよと言われたのが恵──メグイ姫だった。 恵──メグイ姫が、王族の禁忌を知り、もともとの強い霊感で神々と交流したのを見られてしまった為である。 姫を生贄にすれば国は再び蘇る、そうなんの力のない神官は言った。 そしてメグイ姫没後、その後ソノ国がどうなったかは知る者は誰も居ない…。 </ネタバレ> <ネタバレ:ウルペルコ> 魔法と和風異世界が交差する小惑星──ウルペルコ。 ココは惑星が一つの国である。     神崎恵が次に目が覚めると、ソコでの神崎恵は悪役令嬢。 数多の従わぬ貴族や平民を無理やり従わせたり税を搾り取ったりする貴族の中のトップの家柄の令嬢。 国民から不満を多く寄せられるトップ貴族でありながらも、王族も存在しないウルペルコでコン貴族──ヴェユタージュ家に勝てる者達は居ない。 ヴェユタージュ家はソノ金で優秀な暗殺者や兵を多く雇っているのだから。 従うしかないのだ。 c:227743はそんなヴェユタージュ家で可愛がられている令嬢だった。 占いの結果がよく当たり、家を繁栄させると幼い頃から可愛がられていた。 しかし神崎恵は外の世界のことを何も知らないのだ。 知らされていないのだ。 一方、少年──誠は遊郭で男であることを隠して育てられたわけアリの存在。 師は花魁のヴェユレイジャ。 皆、華花魁と呼ぶから本名のヴェユレイジャというのを知るのは親方のみ。 ヴェユレイジャは、ヴェユタージュ家の現当主の妹だが、民を想い兄に反発した為、家を追い出されてしまう。 そして民を密かに集めレジスタンスを形成する。 しかし恵がソレを暴いてしまうが為に、悪役令嬢には刃が向けられ、誠も殺されてしまう。 誠は、ヴェユレイジャの鏡から幼い頃突然現れ、[禿|かむろ]として育てられるも性別を隠すよう言われる。 理由は今のこの時代で子供一人すら引き取ってくれる場所等無く、生きるには性別を偽っていずれは肌を見せない花魁として育て新しい禿を早く見つけて引退する方が良いと考えたからだ。 誠はどんくさいところもあったが、魔法は器用だった。 得意なのは姿を隠す魔法。 自らの姿を消すように隠せるのだ。 また浮遊魔法も長けており、モノや自分や人をも浮遊させる力があった。 ソノ為、誠は神崎恵がヴェユタージュ家に居ると知ると、魔法で会いに行くようになった。 そして外のことを話すようになる。 そして親睦を深め、より彼女への恋は深くなる。 神崎恵が暴いてしまった誠とレジスタンス、そして華花魁について。 悪役令嬢である神崎恵は崇高な魔法──霊能力で神々に願い、誠を蘇らせるよう願うが、ソレは真理の理に反すると神々に言われる。 そしてヴェユタージュ家によってレジスタンスが襲われるが、誠はc:227743を連れて逃げようとする。 華花魁の許、レジスタンスに呼応するように民の怒りは爆発し、魔法で戦が起きる。 そんな最中、悪役令嬢である神崎恵が誠と逃げている途中にレジスタンスに見つかってしまう。 そして処刑が決まるが、必死に誠が止める。 だが民は誠もヴェユタージュ家につき裏切った、と考え、二人を処刑することにした。 ソレをヴェユタージュ家の見せしめとして。 二人は並べて座らされ、縄が首にかけられ、そして足元の板が落ちて吊るされる。 最後に意識が朦朧とする時に、神崎恵が想いを再び伝える。 「何度でも、貴方に伝える。貴方が好きだから」 神崎恵は「メーグレイシアミ」嬢 誠は「ゥオウミーア」という名前であった。 </ネタバレ> <ネタバレ:ルゥォイエ> そして次に目が覚めたのは、中華風異世界世界「ルゥォイエ」。 ソコでの神崎恵は宮女の娘で、誠は次期皇帝。 決して結ばれない恋。 そして暴かれる真実。 誠は、神崎恵と同じようにこれまでの前世を覚えていた。 そして、こう言ったのだ。 「君には、神様と対話する力があるんだね」 これまでの幾重もの人生。 轢かれる時に咄嗟に庇われたが、命を落としたのはc:227743だけではなかった。 走り去る神崎恵を走って追いかけていたアイドルである誠もまた、轢かれていたのだった。 自分の為に他者を巻き込んでしまったこと、そしてそれがどうしても心からの好きな人だと知った宮女であるc:227743。 そして、隠していた真実を知られた事実。 好きな人に…、一般の人間である誠にどう受け止められるだろう? c:227743の中にいろんな想いが過る。 そんな中、誠は言う。 「んー…、オレも…、見えないモノと会話する時があるんだ。 誰も信じてくれないから、不思議くん扱いされてたけど。 だから嬉しいんだ、近い存在が居たことが…」 誠「何度生まれ変わろうとも、一緒だ。オレは君から決して離れない。もうこの気持ちは、ハッキリしている」 次期皇帝から臣下たちの前で告げられる宮女であるc:227743。 誠「君が好きだ、恵」 ソレは日本での自分の名前。 涙を流す少女──c:227743。 恵「私は…!貴方がずっと好きだった!! ステージで輝く貴方に!手を伸ばして届きたかった!! でも変なことがたくさん起きて! 貴方を巻き込んでしまった!!」 泣きじゃくる神崎恵。 ソレに対して、誠が告げる言葉(名台詞)。 これは、何度も貴方に会うための、たった一人の愛している人に出会う為の、転生を繰り返す運命── 異世界転生ロマンス「たとえ何度生まれ変わろうとも」 歌うのが好きな次期皇帝。 次期皇帝は、皇帝となり、妃に宮女である恵を迎える。 そして祝祭での宴では、皇帝から妃へ、アイドルである少年から少女へ、歌とダンスの贈り物が。 ソレは、少女──神崎恵が少年──誠に初めてラジオ越しに出会った時の「相手を想う曲」。 2人の皇帝と妃という身分差の婚姻、そして宴での皇帝からの妃への贈り物は伝説となり語り継がれる。 やがて2人は老いて安楽死するも、また次の転生で、再び巡り会うだろう。 笑顔を浮かべ、幸せな未来を紡いで── 宮女である恵の名前は「フイウェン」 王宮誠は「ファングン」 </ネタバレ> </ネタバレ> 「んー…、んー……」 「あいたっ!」 「オレ!夢があるんです!でっかくなること!!」
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