グラドール・フォン・グランロッテ

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名前:グラドール・フォン・グランロッテ 登場作品:十二の國の花護り、十二國ノ花護りのカトレア~金木犀編~ 年齢:18歳 誕生日:12月23日 性別:女 血液型:A型 身長:160cm 出身地:グランディア皇羽國 一人称:私(わたくし) 二人称:貴方、貴女 <ネタバレ:フルールオンエルポワールの「十二の國の花護り」の十二月の國【グランディア皇羽國】の世界観> グランディア皇羽國に住む民は全て有翼族である。 特に翼は神秘的な形をしており、色や透明感や煌めきが美しい者程、魔力が高いと言われている。 国中には宝石のような美しい花々が咲いており、水も豊かで水路や滝が多い自然に富んだ浮遊する国だ。 花は花も舞う花びらも、昼でも夜でも煌めき美しい。 その中でも、唯一『**カトレアの海**』と呼ばれる場所が在り、このカトレアが『国花』である。 『カトレアの海』は、花護りの体調や精神状態によって、状態が変化する。 国の歴史は古く、正確には國と書く。 民は生まれた時に皇宮の神殿ノ間で、『[皇羽|コウウ]』という御先祖様の守護霊を花護りから一人一守護霊賜る。 そして死ぬまで意思疎通を交わし、時に喧嘩したり時に助け合いながら暮らしている。 グランディア皇羽國の民には守護霊と対話出来る不思議な力が生まれつき在るのだ。 そして民は死ぬと魂が『神社』と呼ばれる聖域に帰る。 そしてまたいつか、御先祖様として守護霊として選ばれる日がやってくるのだ。     またグランディア皇羽國は音楽や舞、芸術や伝統を心から愛しており、毎月のように祭りが在り、特に年四回の大きな四季祭りと、年一度の大祭りは他の国々からたくさんの人が集まることで有名である。 グランディア皇羽國は、身分制度は無いが、神、花護り、巫女、神社神職者、皇族、民と序列の並ぶ精神国家でも在る。 しかし身分制度がないので、民や皇族が神のコエを聴くことの出来る巫女や神職者達を信仰している形である。 </ネタバレ> <ネタバレ:『神』と『花護り』と『巫女』と『神職者』>  **神** グランディア皇羽國には、神として信仰される存在が十二柱居る。 全て翼を持つ存在だ。 龍、不死鳥、獅子、蛇、猫、狐、兎、狛犬、天馬、花女神、人魚、天地冥府三世界を司る神。 神々は全てを見ている。 そして民に加護を授け、悪しきことをする者には相応の罰を与える。      **花護り** 世界は二つ存在する。 希望を司るフルールオンエルポワールと、夢を司るフルールオンレーヴだ。 二つの世界は繋がっており、それぞれの世界に十二の國が存在し、それぞれの國に『花護り』と呼ばれる存在が在る。 二つの世界にはそれぞれ十二の國が存在しており、それぞれの國に『国花』となる花が存在し、世界は国花によって維持されていた。 国花は枯れてはいけない。 ソレは連鎖を起こす世界の終焉にして、國の終焉だから。 だから『花護り』が存在する。 花護りは国花を見つけたり、咲かせたり、枯れるのを阻止したりする。 国花は、決して枯らしてはいけないのだ。     花護りの出現は国々によってバラバラだが、グランディア皇羽國では、巫女が神の神託を聴きソレによって選ばれ、神職者達によって『神社』と呼ばれる聖域で『花護り』として認められる儀式が行われる。 そして皇族から[詔|みことのり]を賜る。 そして死ぬまで、もしくは神のコエによる代替わりまで花護りとしての責務を全うする。      **巫女 と 神職者** 巫女は不思議な力を持つグランディア皇羽國の民の中でも、特に不思議な力を持つ。 神職者も同じだ。 巫女は皇宮に数人と、『神社』に神職者と共に数人居る。 決して多くない。 主な仕事は神々のコエを聴くことが出来ることと、皇族と共に神事で祈りや感謝を捧ぐ儀式を行うこと、そして花護りと共に歌と魔力を国花に捧ぐことである。 巫女は女性が多く、男性も居るが、男性は神職者としての道を選ぶことが多い。 神職者は巫女と同じく祝詞を奏上したりと大して変わらないが、神職者は神々の御神体を磨いたり朝早くから神社の仕事に励んでいる。 不思議なことだがグランディア皇羽國では、男性と女性だと『感じるモノ』が少し異なるらしい。 ソノ為、男性は神職者という神社での参拝者の対応、施設の維持管理、事務処理、そして最も大事な『神社と巫女を護る』ことを仕事としている。 </ネタバレ> <ネタバレ:フルールオンエルポワールアカデミー> 各國に学校はそれぞれあるが、各國の中心地にある浮遊する島には『フルールオンエルポワールアカデミー』という学園が在る。 ソコでは多岐に渡る勉強を学ぶことが出来る。 学年は幼等部、初等部、中等部、高等部、大等部と在り、編入や転校も可能である。 ちなみにグランディア皇羽國の第一皇女──グラドールと第二皇女のc:229843[レディノーラ]はアカデミーに小さい頃から通っていた。 </ネタバレ>     <ネタバレ:国花の力を狙う者──レザナパス> 花護りは責務を全うする。 世界を崩壊させないように、終焉させないように、國を護る為に、生命を賭けて。 ソレ程までに国花には不思議な力が宿っているのだ。 しかし、ソレを狙う存在が在る。 ソレが近年、『レザナパス』と名付けられた悪しき組織だ。 生身の人間と違い、呪術という禁忌に手を出して老いぬ身体と半不死の身体を持つ。 レザナパスに対抗する為、グランディア皇羽國では花護りと国花を護る組織を花護り筆頭として天皇の[詔勅|しょうちょく]によって創られた。 レザナパスに対抗する部隊としては、花護りに選ばれたc:229843[レディノーラ]率いる第一特攻部隊と、第一皇女──グラドール率いる第二特攻部隊、そして第三特殊部隊~第六特殊部隊と、第七部隊~第十二部隊まで在り、 花護り──c:229843[レディノーラ]と第一皇女──グラドールを含む十二人の隊長は『**国花の守護者**』と呼ばれている。 </ネタバレ> --- **グラドール・フォン・グランロッテ** レディノーラの良き理解者にして、レディノーラの真実を一緒に背負う者。 心優しく芯の強い娘。 明るくポジティブな性格でいたずらっ子でもある。 しかしソレは真面目過ぎるレディノーラを想っての姉の行動であった。 双子揃って幼い頃から歌が好きで、二人共透き通った声を持っておりよく一緒に歌う程、歌が大好きである。 守護霊と神様の加護が強い。 <ネタバレ:双子の歌の歌詞> 触れ合う瞬間泣いていた 赤の香りと白の香りが混ざり合う カトレアを集めながら 希望を歌って未来を夢見る 枯れないように護る者を選ぶ 選ばれた白いカトレア 祝福と喜びで私は泣いていた 赤のカトレアは心から喜ぶ 双子の私達 赤と白の私達 君は私の全てで夢だった 笑顔が花咲き 枯れないよう私は祈った 触れ合う瞬間泣いていた 赤の香りと白の香りが混ざり合う カトレアを集めながら 希望を歌って未来を夢見る 双人(ふたり)で歌いながら 赤の香りと白の香りが混ざり合う 魔力を咲かせて護る 希望を奏でて未来を夢紡ぐ 枯れないように護る者を選ぶ 選ばれた白いカトレア 祝福と喜びで君は泣いていた 白のカトレアは心から歌う 双子の私達 赤と白の私達 赤のカトレアは笑って言う 妹は私の全てで夢 笑顔を咲き誇らせて 触れ合う瞬間泣いていた 赤の香りと白の香りが混ざり合う カトレアを集めながら 希望を歌って未来を夢見る 双人(ふたり)で歌いながら 赤の香りと白の香りが混ざり合う 魔力を咲かせて護る 希望を奏でて未来を夢紡ぐ 幸せ永久に続け 永久に… </ネタバレ>     グラノーラの守護霊は、エルンデレィリア女侯爵という存在である。 <ネタバレ:エルンデレィリア女侯爵> かつての、大昔、このグランディア皇羽國が出来る頃、まだ生贄を捧げなかった頃に居た『貴族』の一人。 現在は貴族は存在しない。 聡明で戦いに秀でており軍師とも呼ばれていた勇猛果敢な女剣士である。 扱うのは身の丈に似合わない太く大きな剣である。 </ネタバレ> レディノーラの隠された真実を知るのは両親である天皇皇后両陛下と一部の臣下だけである。 そして本人は知らないが、親友である同盟国──アウランティアクス國のオランジェ・クライン・オスマントゥス王女も彼女の隠された真実を知っている。 グラドールはオランジェ王女と同盟国会議で子供の頃に妹のレディノーラと出会い、意気投合仲良くなり、以後『オランジュ』と呼ぶようになる。(ちなみに妹のことはレディノーラと普通に呼んでいる) そしてアカデミーも偶然一緒だった。(取った科目は違う部分もある)     責任感が強く、また部下の育成に長けている為、第二特攻部隊隊長に抜擢された。 しかし本当は妹を護る為に自分が前線で戦う第一特攻部隊が良かったと心から想っている。 国花を狙うレザナパスに対抗する皇宮組織『国花の守護者』に選ばれたのは、高い魔力と共に**神社の[鎖式神|チェイン]と契約したから**だ。 グランディア皇羽國唯一の[鎖式神|チェイン]と契約を交わしている。 それ故に攻撃力が高い。 しかし[鎖式神|チェイン]に頼りすぎると生命に関わることがある。 ちなみにこれは妹のレディノーラは知らず、オランジュと両親である天皇皇后両陛下、そして一部の巫女と神職者だけが知っている事実である。 ソレ程までに妹を護りたかった。 <ネタバレ:鎖式神──チェイン> [鎖式神|チェイン]とは神々が遣わす式神の一種。 契約者によって姿を変える。 また、基本的には契約者のサポートであるが、契約者が望めば生命を蝕んでまで行動する。 [鎖式神|チェイン]は…、異界で妖神と呼ばれるモノと同等のモノである。(妖神については別の作品に登場します) グラドールの[鎖式神|チェイン]は、赤と黒の大きな猛禽類で、鋭い両手足を持ち背に大きな翼を持つ。 そして片手に大きな鎌を持っている。 闇夜や邪気、穢れを祓い未来を切り開く鎌である。 </ネタバレ> 実は彼女には時折未来が見える力が在り、前世を覚えているという力が在る。 ソレを込めて、彼女のことを一部の神職者や巫女達は姫巫女様と呼んでいる。 [鎖式神|チェイン]と契約したのは未来が見えた時から、いや…それ以前から彼女に強い想いがあったからかもしれない。     <ネタバレ:弱点> レディノーラの真実を暴かれること、レディノーラ、オランジュ、グランディア皇羽國の平和、国花であるカトレア、[鎖式神|チェイン] </ネタバレ> <ネタバレ:信念や曲げたくないこと> レディノーラを泣かす奴は許さない。 グランディア皇羽國の平和と国花であるカトレアの死守。 </ネタバレ> <ネタバレ:ギャップ> 意外と馬鹿力なのと口が悪い時が在る。 </ネタバレ> <ネタバレ:コンプレックス> 愛する妹を、一番の前線に出させてしまう自分の劣等感。 花護りに自分がなれなかった劣等感。 そして…、『前世』で幸せにさせてあげられなかった、ある二人に対しての想い。 </ネタバレ> <ネタバレ:意外な特技や趣味> 武術と体術。 魔法、魔術、高度な治癒魔法。 薬の調合と実験体で試すこと。 </ネタバレ> <ネタバレ:似合わない趣味> 武器の手入れ、武術体術の鍛錬、薬の調合と毒物の生成。 </ネタバレ> <ネタバレ:癖や仕草> よくいたずらしてくる。誰にでもする。昔から。 問題児と言えば問題児。  口元に手を当てて声を抑えて笑う。でも目はすごいことになってる。 </ネタバレ> <ネタバレ:口癖> 「あらなんのことでしょう~?存じ上げませんわ~?」「鎖式神(チェイン)と私の絆は…!誰にも断ち切れない鎖よッ!!」 </ネタバレ> <ネタバレ:あだ名> 赤のカトレア様、赤姫様、姫巫女様 </ネタバレ> <ネタバレ:好きなモノ> レディノーラ、両親、[鎖式神|チェイン]、守護霊──エルンデレィリア女侯爵、紅茶、花、美しいモノ、グランディア皇羽國の平和、地位と権力、力、民、民の平和、オランジュ、アカデミー、祈り、願い、護る力、薬の調合、実験体 </ネタバレ> <ネタバレ:苦手なモノ> 呪術、呪詛、レザナパス、アカデミーの生徒指導室およびその専門先生、苦いの、辛いの、薬作るの好きだけど風邪ひいても薬嫌いだから飲まない </ネタバレ> <ネタバレ:極秘情報 ※ ネタバレ含みます注意 ※> 実は…、本当はレディノーラの性別は男である。 しかし皇族で男は災厄を呼ぶ存在として異端の子として古来からされており、今まで皇族では女児しか生まれてこなかった。 天皇には神職者か民から選ばれる。 しかしレディノーラは男の子として生を受けた。 これは、グランディア皇羽國始まりの災厄を再び蘇らせるのではないか?と危惧され、レディノーラは女性として育てられ、ソノ性別を隠して生きてきた。 しかし、ある時、民の前でソノ真実が暴かれることとなる…。 姉であるグラドールが、家族が、…ずっと隠してきたかった真実がコレである。 <ネタバレ:グランディア皇羽國の始まり> グランディア皇羽國の始まり。 ソノ時、天皇となる男には好きな女性が居た。 しかしソノ女性は生贄に選ばれ、男は別の女性と政略結婚することとなった。 ソノ男こそが…、レディノーラの前世で、政略結婚した女性がグラドールの前世、そして…、生贄になったのがオランジュの前世である。 愛した人を生贄に捧げないといけなかったこと…。 ソレに初代天皇となった当時のレディノーラは酷く心を痛め、そして苦しみ悔やみ、……禁忌を犯した。 災厄にして最凶ノ悪魔──レザナパスと契約を結んでしまったのだ。 レザナパスは一度葬られたかのように想われた。 しかし、災厄にして最凶ノ悪魔はそう簡単に死なない。 レザナパスを蘇らせる集団が現れ、何度も儀式でレザナパスを蘇らせた。 そしてレザナパスは[今日|こんにち]まで国花であるカトレアを狙い続けた。 国花であるカトレアの、不思議な力を…。 コレは今もなお語られる伝説の一つである。 </ネタバレ> </ネタバレ> 「私と契約しろ! [鎖式神|チェイン]!!」 「コレは…、レディノーラの…?」 「オランジュ! 力を貸してお願い!!」
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