羽城 恋

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 能力 “光”と心を交わし、生み出す力。 恋の一族のみ受け継がれてきた力で、光を自在に操る、集める、生成する力、心を交わす力。 ソレは例え深い闇、一筋の光が無い場所であっても恋は光を生み出せる。 それは成長し、強い意志で闇を破った恋だから特にできる力。 普通は一筋の光も無い場所では光を生み出せない。 故に彼は、周囲から太陽(ティオ)と呼ばれている。 決して終(つい)えることのない、光 と。 また、光によって触れることのできる実物のモノを作り出すのも出来なくはないが、あまりやろうとしない。 理由はめんどくさいから。 神経と魔素を繊細に使うから。 (これに関しては明の方が得意で器用) 光を収束させて物質を作ったり、光弾や刃を形成して攻撃したりなど使用方法は実にさまざま。 どの物質においても光は存在し、その力を集めることが出来るが、前述した通り、闇の力は苦手な模様。 一度抑えきれず暴走した過去がある為。 (成長し、闇を破った恋は闇と対等に対峙できるようになる) また光の力を受け継ぐ一族である為、光の力を使うことが出来るが、 恋は生まれつき一族の中でもソノ力がとても強かった為、昔はソノ力でさえ暴走して何度か死にかけたことがある。 ソノ大きな力を狙われ、恋を襲う者、拉致しようとする者が居た為、影武者の存在が近くに在った。 けれども恋は心優しいから、その影武者の姿が自分とよく似ていることから、弟して扱うようになっていく。 ソレが明という存在。 歴史上、恋が17歳の現時点では神音皇御国に第三皇子は居ないとされているので、恋の影武者が恋の弟である、とは周りには認められていないことになる。 前世は、「始まりの国」、「原初ノ國」と呼ばれる神音台国(しんおんたいこく)の英雄姫──天姫と予言を受けて生まれる。 予言を受けて生まれた為、また大きな力を持っていた為、周りから尊ばれ神聖視されて育ってきた為か、国から離れた地に居る今では、恋は自身のことを「自分は普通の人間だ」と言う。         武器  魔剣(スターダスト・ライト) 初期はただの光の棒。 そこから灰色の筒の柄に、光の剣といった形状になり、やがては日本刀のような物質的な変化を見せるようになっていく。 恋の「“光”と心を交わし、生み出す力」能力に呼応し剣の形を作る。 刀身、熱量などは自在に変更可能。 斬・突・牽制など他方向で役立つ万能武器。  光銃 白いボディのハンドガン。 実弾は入っておらず、恋がイメージして光の弾を作る。 こちらはほとんど牽制用として用いてきたが、後に武器としてもしっかり使うシーンも。 また、恋のイメージ次第でさまざまな効果を持った技を発揮できるようになる。    技名:光名(コウミョウ) 上記の光の力は魔法とは大きく異なる力であるが、 国から遠く離れた地では、魔法を主流として民は扱う。 恋もそんな中、魔法の力を身につけることとなる。 恋が魔法を使う時、一番初めにつける言葉は「光名」。 (例:「光名! 太陽──サンバーストッ!!」)    召喚(アザグラ) 上記の光の力は魔法と大きく異なる力であるが、 国から遠く離れた地では、魔法を主流として民は扱う。 恋はそんな中、魔法とは別に、師──クヲから召還の方法を教わる。 恋はもともと光の力も魔法を扱う力もとても大きいから、基本的にはいろんな種類の生物、魔獣を呼び出せる。 けれども師──クヲなど、“専門”の者達はやはり別格で、とんでもない大きさのを呼び出したりするから、恋曰く「怖ぇえ…」とのこと。  口調 「お前なぁ…、やる事はちゃんとやれっての! オレにやらせんな!!」 「理由は知らねーよ、でもな…俺の大事なもの傷つけといてタダで済むと思ってんじゃねえぞ」 「そのあだ名で呼ぶな馬鹿」 「家柄がなんだ!  失敗がなんだ!  “そんなもん”…ッ、 捨てちまえ!!  明!!」   「もしもまた、手を取り合えるなら…! オレは、前を向いて自分の足で歩く…ッ! お前を引っ張ってやる! だから…っ、 お前はお前の足で歩け! 明ッ!!」
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