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意を決して彩香は翔を睨み付ける。
「女子に何っつーことをほざきやがりますかっ!?」
要はそこだ。
「はあああぁ!?」
「言ってイイことと悪いコトがあるっつってんの! やたらおモテになるクセにそんっなこともわかんないッスかねー?!」
「『性格ブ◯』っつったろ!」
「どっちだって同じ! ものっっっ凄いダメージなんだよ女の子にはっ!!」
突然の攻防に侑希も美郷たちも驚きを通り越して唖然としていたのだが、そんなことにはまったく気付かず当の二人はますますヒートアップしていく。
「はあああぁぁああぁっ!? おまえこそもっとあからさまにディスられてただろーが! それはいいのか!?」
「そ……っ、べ、べべ別にそれはっ本当のコトだし!? 自覚もあるからいいんですっ。自分で上手いこと処理できますんでお構いなくっっ」
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