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「ああああ?」
「ほう?」
「はっ! すいませんすいませんバカで正直なもんでっ」
(自分のバカーーーーーーっ! 何また余計なことを……!)
「あー? 言うねえ」
「面白いなあチビちゃん。ちょっと一緒に遊んでかない? ほらほら」
目眩を起こしそうになりながらも己の阿呆さ加減を呪っている彩香を、三年男生徒たちは本当に部屋の奥へと引っ張り始めた。
「え……っ」
「ささ、いらっしゃーい。これ吸ってみる?」
「うわ、ちっさい手。かーわいーぃ」
「共犯になっちゃってくれると嬉しいなー俺たち」
「えっ!? ちょちょ……ちょっと、放し――」
腕や肩を引かれる強い力に必死に抗おうと両足を踏ん張るが、相手は四人。
しかも体格差のある男。
当然あっけなく引きずられてしまう。
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