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レオ氏の手紙はこうだった。
『巽くんへ
君はよく頑張りましたね。
松永さんとの時間を時々、思い出して
日々、精進してください。
君の活躍を期待します。
レオ・ベルナー』
レオ・ベルナー氏は実はフランスの名門、デュラン家の元ハウススチュワートだった。
今はバトラー(執事)を育成する理事長でもあり、日本やフランスはもちろん海外を飛び回っている。
俺はつまり、仕事をしながら、バトラーになるべく指導を受けていたらしい。
その俺はというと、イギリスのとある家の執事となるべく渡英する。
おしまい
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