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「お！お前やるなぁ～！さすがやで！」
「あ、ありがとうございます！」
「昼飯奢ったる！」
「やったぁ！」
あれから、海に行く回数は減った。
明日も頑張ろう、次も頑張れる。そう思ったら少しの苦労だって何てことない。
あの子は
何者なんだろう。
初めて会って、名前も年も、未成年としか知らない。
あのとき、あの子はなんと言ったんだろう。
何を言いかけたんだろう。
今も星は綺麗に見える。
たくさんの星たちが、頑張れって言ってくれている気がするんだ。
『お兄さんが、また頑張れんくなったとき。』
頑張れなくなったら、彼女に会えるのだろうか。
頑張れなくなることは避けたい。
でも、彼女に会ったら
しっかりとお礼を言いたいんだ。
君のおかげで、毎日綺麗に星が見えるよ。って。
end
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