南へ__

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那智の社の裏手につき、手荷物と薬を確認してから、バッテリー持ってるな?と言われ、充電器もあると答える。 「何かあれば影を送る。それでいいか?」 「あちらで解決できることならば、父上に送ってください。そしたら裏のものが駆けつけますし、三郎と四郎なら雪翔も顔を知ってるので寄越してくるでしょう」 「一旦屋敷で休むが、その時点でうちの裏の奴もつくからな……世話係りも用意してあるが、美女と野獣どっちがいい?」 「え?野獣ってライオン?」 「人だが……周太郎くらいの大男だ」 「男性のがいいな」 「雪翔は女は嫌いなのか?」 「違うよ?車椅子だから、立ったりする時に女性だと大変でしょ?」 「なんだつまらん!」 「わ、私は安心ですよ?変な女性に雪翔君連れていかれたら嫌ですもの!」 「それ、お嫁に行かせない的に言ってません?」 「ダメですか?」 「いつかは雪翔も結婚して子供が出来て幸せになってもらわないと」 「まだまだ先です!」 「まぁ、そのくらいでいいだろ?行ってくる」
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